ダニが増える条件は?
住まいのダニが最も繁殖するのは、第一に室温25〜30℃、湿度60〜80%という環境です。第二に、エサとなる塵があり、第三に、卵を産める場所があることです。この三つの条件が揃えば、ダニはどんどん増え続けるわけです。皮肉なことに、保湿性の良い今日の快適な住宅内は、この条件に一致するのです

ダニを減らすには換気は効果的ですか?
家を締め切ると室内の温度は外の湿度よりも5〜20%高くなり、ダニが繁殖します。窓を開けて風を通すことにより、湿度は外気湿度に近づき家を閉め切るよりはずっと湿度が低くなります。夏から秋にかけて窓を開放した場合、10時間以内と10時間以上とでは開放時間が長いほど、ダニ数が少ない結果となっています。但し、高湿度・雨の日は部屋を閉め、クーラーや除湿機をしてください。

毎日掃除するとダニは減りますか?
毎日2〜3回ずつ掃除し、3週間後どのくらいダニが減ったかをモデルケースとして調べたことがあるそうです。畳、ジュータン、板床と1m2ずつ3分掃除機で毎日かかさず吸い取り、窓を開けて換気していた結果、畳、ジュータンはダニ数が半分になり、板床では4割の減少になったとのことです。

冷暖房器のダニへの影響を教えてください。
冷房器には温度を下げる効果と除湿する効果があります。ダニにはどちらが効くかというと温度の方が有効です。ドライ(除湿)だとあまり効果はありませんが、冷房で22〜23℃にすることにより、ケラカロプシス(ツメダニ科)には25℃以上を好みますので退避し、刺されなくなります。開放型の暖房機は隣室の湿度を高くしてしまい、加湿器をつかえばもっと湿度が上がり、その年の冬には影響がなくても翌夏〜翌早秋のダニ数は多くなります。

毛布や厚手の衣類にいるダニはクリーニングでどのくらい減りますか?
布団と同様に表面のダニより内部のダニの方が多いです。毛布1m2当たりでダニ数100〜1000匹、通常300匹位です。毛布内部には、5000〜10000匹と10倍のダニが入り込んでいると考えて良いでしょう。クリーニングしてもダニは減るかといえば、やや減少します。ダニが増える春から秋にかけて毛布クリーニングしたら約3割の減少になったとのことです。